そもそもシーリング工事とは何?基本的な工事の流れも解説します!


外壁の隙間やひび割れは放置しておくと、漏水や雨漏りなどのさまざまな被害をもたらしてしまいます。 その補修のために行う工事のことをシーリング工事と言い、今ではほとんどの住宅で行われている工事の一つです。 今回は、シーリング工事とはどのような工事なのか、どのような流れで行われるのかをご紹介します。

□そもそもシーリング工事とは何?

シーリング工事とは、主に仕上げ材の隙間から水が浸入するのを防ぐための工事のことを指し、内部構造の劣化や漏水を防止する効果があります。 建物の外壁は、さまざまな資材を組み合わせることで構成されるため、どうしても接合部分には隙間ができてしまいます。 また、経年劣化により防水機能が低下し、雨水が内部に入り込んでしまう可能性もあるでしょう。   それを防ぐために、あえて隙間を広げて施工し、そこにシーリング材を充填して、雨水や外気が入り込まないようにする工事がシーリング工事なのです。 シーリング工事の働きは防水だけにとどまらず、外壁パネルの伸縮や圧力に対応したり、ひび割れを埋めて補修したり、さまざまな効果をもたらします。   そして、シーリング材には寿命があり、施工から5年ほどでひび割れや肉痩せ、剥離などの症状が見られるようになります。 適切なメンテナンスを行えば維持できるため、定期的な観察を行うことが大切です。

□シーリング工事の基本的な流れとは?

シーリング工事は多くの場合、以下の9つの工程に分けられます。   1.現状のシーリングの様子を把握する 2.コーキングの撤去を行う 3.目地の清掃を行う 4.バックアップ材やボンドブレーカーの取り付けを行う 5.養生を行う 6.プライマーを塗布する 7.コーキング材を注入する 8.コーキングを均一な状態にする 9.養生を外す   スムーズに工事を進めるために、これらの流れを把握しておきましょう。 コーキング材には、主液と硬化剤が混ぜ合わさっている1液タイプと、主液と硬化液が別々になっている2液タイプがあります。 コーキング材を注入する際、1液タイプの方が作業が早く終わる一方で、2液タイプの方が手間はかかりますが、よりボリュームのある仕上がりを期待できるでしょう。 また、プライマーを塗布することで、接着性を強められたり、傷やへこみ、サビを修繕する役割があったりするため、併せて行うことをおすすめします。

□まとめ

今回は、シーリング工事とはそもそもどんな工事なのか、基本的なシーリング工事の流れをご紹介しました。 シーリング工事は、さまざまな影響を受けて劣化しがちな外壁を維持するために、非常に大切な工事のため、定期的に行いましょう。

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