2022.9.14
外壁塗装の塗料の種類には何がある?選び方を紹介!
「塗料の種類について知りたいな」
「どのように塗料を選べば良いかわからない」
このようにお考えの方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回は、塗料の種類と選び方について解説します。
塗料の種類を知りたい方や選び方で迷われている方は、ぜひ最後までご覧ください。
□塗料の種類をご紹介します!
塗料にはどのような種類があるのでしょうか。
ここからは、塗料の種類をご紹介します。
1種類目は、ウレタン塗料です。
特徴として、伸びが良いことや、独特の光沢があることが挙げられます。
ウレタン塗料は、シリコン塗料が一般的になる前に普及していたものとなります。
シリコン塗料が一般的に使われるようになってからは使用される頻度は少なくなりましたが、現在は、密着性の特徴を活かして、手すりや雨どいに使用されることが多くなりました。
ウレタン塗料のメリットは、安価で経済的に安心、さらに伸びの良さや光沢、密着性ということです。
デメリットとしては、他の塗料よりも比較的耐久性や防汚性に劣ることです。
しかし、このようなデメリットがあったとしても、メリットを活かして適材適所に使用できます。
手すりや雨どいを施工したいという場合はこのウレタン塗料を使用してみると良いでしょう。
2種類目は、シリコン塗料です。
シリコン塗料は近年で最も一般的になっている塗料です。
値段と耐久性のバランスがよく、カラーも豊富なので、コストパフォーマンスの良い塗料と言えます。
シリコン塗料のメリットは、価格と耐久性のバランスが良いことです。
浸水性という特徴もありますので、ウレタン塗料よりも汚れにくいという特徴を持っています。
例え汚れがついたとしても、雨水と一緒に汚れを流してくれます。
シリコン塗料は、リフォームに使えるまとまったお金がないけれど塗装をしてみたい、という方に適しているでしょう。
出費を抑えられる塗料と言えるからです。
3種類目は、特殊塗料です。
なかなか耳馴染みのない塗料かもしれませんが、高耐久、高機能、高価格という特徴があります。
防水塗料、フッ素塗料、無機塗料等があり、それぞれ異なる機能や特徴を持ち合わせています。
高性能ですので、価格は高くなってしまいます。
しかし、長持ちしますので、生涯的なコストを見据えるとコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。
防水塗料は、アクリルを原料としていおり、とても耐久性の高い塗料となります。
ガラスと同じくらいの透明度、かつ耐久性は10倍です。
フッ素塗料は、フッ化カルシウムを主成分としており、非粘着性、対薬品性、耐候性という特徴があります。
無機塗料は、無機物質を主成分としており、耐久性が高く、美観性にも長けています。
以上、塗料の種類でした。
□塗料の選び方について
ここまでは、塗料の種類について解説しましたが、どのように選んでいけば良いのでしょうか。
ここでは、塗料の選び方について解説します。
まず、迷ったのであれば、シリコン塗料を選ぶことをおすすめします。
最もスタンダードな塗料で、80パーセントものシェアを占めるほどとても人気です。
こだわりがないという方は、シリコン塗料を選んでおくと良いでしょう。
シリコン塗料といっても多くの種類がありますが、シリコンと絞るだけでも楽になります。
次に、耐久年数と相場価格で検討してみましょう。
塗料ごとに、耐久年数と相場価格は異なります。
ただし、価格が安ければお得というわけではありません。
耐久年数が短いために、何度も塗り直してしまうと、塗り替える頻度が少ない塗料よりも結果的に割高になってしまうかもしれないからです。
そのため、耐久年数と相場価格という観点で比較することをおすすめします。
次に、塗料の機能にも着目することです。
機能には、遮熱性、防水性、防カビ性等が挙げられます。
特に、防水性に長けた塗料がおすすめです。
次に、ニオイを気にするのであれば水性塗料にすることです。
塗料には、水あるいは溶剤が含まれています。
水が含まれている塗料を水性塗料、溶剤が含まれている塗料を油性塗料といいます。
どちらも一長一短があるので一概に判断はできませんが、ニオイを気にするという方であれば、水性塗料がおすすめです。
水性塗料であれば、ニオイも少ないですし、室内での使用も安心でしょう。
最後に、色まで検討することです。
塗料によって、選べる色も異なります。
そのため、色のイメージが固まっている場合は、塗料に希望の色があるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
なお、色選びに関して迷われているという場合でも、ぜひご相談ください。
以上が、塗料の選び方についてでした。
□まとめ
今回は、塗料の種類と選び方について解説しました。
塗料には、ウレタン塗料、シリコン塗料、特殊塗料の防水塗料、フッ素塗料、無機塗料が挙げられます。
それぞれの特徴がありますので、把握した上で検討すると良いでしょう。
何かご質問や疑問点等がありましたらお気軽にご連絡ください。