2019.8.17
【埼玉で外壁塗装をお考えの方】ラジカル塗料についてご紹介します
「外壁塗装をしようと考えている」
「ラジカル塗料がなにかよく分からない」
このようにお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
外壁塗装について調べている際に、ラジカル塗料というものを聞いたことがある方も多いと思います。
しかし、具体的にどんなものなのか分かっている方は少ないです。
今回は、そんなラジカル塗料のメリットとデメリットについてご紹介していきます。
ラジカル塗料
ラジカルとは、酸素と水が接触し生まれる物質のことを言います。
この物質によって劣化が促進されます。
ラジカル塗料はこの物質の発生を防ぎます。
また、ラジカルというのは成分の名前ではありません。
ベースの塗料は、従来の材料と同じです。
しかし、ラジカル塗料はそこに特殊な成分を混ぜます。
この材料は最近流通され始め、使われるようになりました。
ここでは、そんなラジカル塗料のメリットとデメリットについてご紹介します。
*メリット
ラジカル塗料を使うと、チョーキングが起きにくいです。
チョーキングとは外壁の劣化現象の1つで、壁を触った時に手に白い粉がつく現象です。
ラジカル塗料は劣化を防止できるので、チョーキングの発生を防げます。
また、汚れにも非常に強い性質を持っています。
さらに他の塗料よりもより光沢感と色持ちを維持でき、作業性に長けているのも特徴です。
とても扱いやすい材料なので自分で簡単に施工できます。
また、金属・木製・銅板など多くの種類の素材に対応できます。
そして、外壁で重要となるのが耐候性ですが、ラジカル塗料は他のものよりも耐候性に優れていて劣化しにくいです。
*デメリット
次にデメリットについてご紹介します。
1番のデメリットは実績が少ないことです。
ラジカル塗料は市販で流通されてからまだ5年程しか経過していません。
そのため、実際の耐久度や性能がまだはかりきれない部分があります。
現場で使用されてまだ日も浅く、扱っている業者も少ないです。
また、濃色を作りにくい点もデメリットの1つです。
これは、中に含まれている酸化チタンが白色の成分のため、濃色を作ることは難しいためです。
そのため外壁を濃色にしたい方にはあまり向かない傾向があります。
まとめ
今回は、ラジカル塗料のメリットとデメリットについてご紹介しました。
ラジカル塗料が具体的にどのようなものなのか分かっていただけたのではないでしょうか。
今回の記事を参考に、外壁塗装・屋根塗装について検討してみてください。
気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。