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ウレタン防水の劣化現象とは?改修方法についてご紹介します!

  • 2022.11.07
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ウレタン防水の劣化現象とは?改修方法についてご紹介します!


建物は雨風、光、熱などの自然要因によって劣化します。
防水層も同じく劣化は進行します。
今回は、ウレタン防水のメリットやデメリット、身近な劣化現象、改修方法や長持ちの秘訣を紹介します。
普段から屋上やベランダの表面は気に留めないため、傷がついてからでは手遅れです。
 

□防水ウレタンのメリットとデメリットとは

 
ウレタン防水とは、ウレタン樹脂を液体状にして塗り、防水層を形成する工法です。
ベランダやバルコニー、陸屋根の屋上などに一番多く採用されている防水工事です。
50年ほど前から利用され続け、何度も改良を重ね、現在は高い防水機能を誇る工法になりました。
 
ここからは、メリット5つを紹介します。
 
1つ目は、綺麗な仕上がりとなることです。
ウレタン防水は液状であることから、仕上がりに継ぎ目がない防水層となります。
シートが剥がれる心配や施工不良等による隙間がないため、雨漏りの心配もありません。
 
2つ目は、複雑な場所にも施工可能なことです。
切って、貼ってといった作業工程はないため、複雑な形式や段差にも関係なく対応ができます。
 
3つ目は、軽量な点です。
塗料は3mmほどの薄さで塗り重ねる工法なため、建物に負担をかけません。
アスファルト防水に比べると非常に軽いというメリットが挙げられます。
 
4つ目は、メンテナンスが安価な点です。
ウレタン防水層は傷みにくいため、15年ほどは問題なく使い続けることができます。
 
5つ目は、重ね塗りができる点です。
ウレタン防水は塗料をするため重ね塗りをすることができ、余分な廃材は出ません。
このときに、表面を洗浄してきれいにすることが重要です。
 
デメリットは、大きく2つあります。
 
1つ目は、施工の難易度が高度な点です。
手作業な塗装になるため、膜厚を均一に仕上げるのは熟練の技術が必要です。
均一に仕上がっていないと、雨水が排水溝に流れない、水たまり、薄い箇所から雨漏りが起こってしまう可能性があります。
 
2つ目は、乾燥するまでに時間がかかる点です。
ウレタン樹脂は乾燥に時間がかかるため余裕を持った日程が必要です。
また、雨に弱いため効果不良になるケースもあります。
 

□よくあるウレタンの劣化現象とは

 
主に3つあります。
 
1つ目は、チョーキング現象です。
雨風や紫外線の影響により、保護塗装や油膜が粉状になった状態です。
放置すると劣化につながります。
 
2つ目は、油膜の減耗です。
雨風や紫外線の影響により、塗膜厚が減少した状態です。
塗膜厚が減少すると、下地のひび割れに伴い塗膜が破断する、剥離などの不具合に発展し劣化の原因です。
 
3つ目は、塗膜の破断です。
下地のひび割れとともに塗膜が切れてしまう劣化です。
ワーキングジョイントや動きの発生する箇所に発生します。
 

□ウレタン防水の工事の種類について

 

*密着工法

 
下地に直接ウレタン防水材を塗り重ねる工法です。
こちらの工法は短期間で防水工事を考えている方やベランダにおすすめです。
直接下地に塗り重ねるため、下地の状況がわるいときちんと、防水層のひび割れ・膨れなどの劣化が進みます。
 

*通気緩衝工法

 
絶縁工法とも呼ばれる施工方法です。
雨漏りの水分を含んだ下地に、溝のある通気緩衝シートを貼り付け、その上からウレタン防水材を塗布する工法です。
下地に防水層が密着せず、脱気装置から湿気を逃すため耐久性は高いのが特徴です。
 
初期費用は密着工法と比べ高くなっています。
長年にわたり水分が染み込んでいる可能性が高い、築年数が古い建物や、ルーフバルコニー、陸屋根、マンションの屋上など面積が広い箇所におすすめです。
 

□ウレタン防水を劣化しないための対策とは

 
1つ目は、3ヶ月を目安にドレン(排水溝)清掃を行なうことです。
防水工事をしたからといって長い間放っておいてはいけません。
 
雨水は、全てドレンに流れ込みます。
排水溝が詰まると雨水が流れず、防水層の劣化が早まります。
そのため、定期的に落ち葉やビニールゴミ、土ぼこりなどを撤去しましょう。
ゴミが溜まるのを防ぐためにストレーナーが取り付けられているため、一旦外してドレン内を清掃することも長持ちの秘訣です。
 
2つ目は、5年に1度のトップコートを塗り替えです。
トップコートは、紫外線から防水層を守るコーティングのようなものです。
ウレタン防水であれば黄色く変化し、ひび割れの原因になります。
 
定期的に塗り替えをすることにより防水層を守ります。
トップコートのなかには、フッ素など10年おきの塗替えでも良いものや遮熱効果を持ったものもあります。
費用がかかりますが、長い目で見てお得な場合があるため定期的にトップコートをしましょう。
 

□まとめ

 
今回はウレタン防水のメリット・デメリットや劣化現象、工事の種類、長持ちの秘訣について説明しました。
どの建物でも塗装可能や安価で綺麗にできるといったメリットがある上、高度な技術や乾燥までに時間がかかるといったデメリットもあります。
色褪せ症状を見つけたら業者に相談をし、ウレタン防水塗装を検討しましょう。

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