これから外壁塗装の依頼を検討されている方、工期はどの季節にするかお決まりでしょうか？
外壁にひび割れや色褪せ、コケやカビがあるなど、劣化してきていて塗装の塗り直しが必要だと感じている方もいらっしゃるかと思います。

一般に塗装の塗り直しとなると、専門業者に依頼される方が多いかと思いますが、その工期にも適した季節があるというのをご存知でしょうか？
そこで今回は、外壁塗装に適した季節についてご紹介します。

外壁塗装に適した季節とは？

一般に外壁塗装に適した季節は、春(3~5月頃)と秋(9~11月頃)であると言われています。
では、なぜこの季節が外壁塗装には適しているのでしょうか。
その理由について、次にご説明します。

＊気温と湿気が重要

外壁塗装を行う上で、気温と湿気の状態が非常に重要な条件となります。
その理由として、塗料の乾燥が挙げられます。
外壁塗装を行う際には、新たに塗料を上から塗ります。

ここで、気温が低かったり湿度が高かったりすると塗料が乾燥しにくくなり、なかなか作業が進まないという状況になってしまいます。
春や秋は、比較的温暖で湿度も低いため、塗料が乾燥しやすいです。
こうした理由から、外壁塗装を行うのに適した時期だと言えます。

＊雨や雪も大きく影響する

もちろん塗料の乾燥には、気温と湿度だけでなく雨や雪も大きく影響します。
雨や雪が降ってしまうと、せっかく塗った塗装も乾燥せずに落ちてしまいますよね。
そのため、雨の多く降る梅雨の時期や雪の降る冬の時期は外壁塗装を行う時期としてはあまり適しません。
特に雪が多く降る豪雪地帯などでは、冬に外壁塗装を依頼するのはおすすめいたしません。

では、夏や冬に外壁塗装を行うのは不可能なのでしょうか？
もちろん豪雪地帯などを除けば、夏や冬に外壁塗装を行うのは可能です。
ただ外壁塗装の工事期間は窓を締め切るため、夏場にはエアコンが必須です。
エアコンのない家庭などでは熱中症を引き起こす要因にもなるので十分に注意が必要です。
とはいえ、夏や冬の外壁塗装も塗装業者による施工管理がしっかりとしていれば、春や秋に行う工事と同等の仕上がりを期待できます。

今回は外壁塗装に適した季節についてお話ししました。
家の外壁が劣化してきており、近々塗り直しを検討されている方にとって今回の記事が参考になれば幸いです。
今回ご紹介したような、外壁塗装に適した季節に工事を行うと、より満足のいく塗装工事ができるのではないでしょうか？