「営業の人が家に来たので外壁塗装をすることになった」
「訪問販売で外壁塗装をすすめられたので外壁塗装するか迷っている」

訪問販売で色々説明されると外壁塗装し直した方がよいのではないかと思いますよね。
しかし、ご自宅の外壁は本当に塗り直すべきなのでしょうか？
その業者で本当によいのでしょうか？

今回は外壁塗装に関する訪問販売の注意点についてご紹介します。

なぜ訪問販売に注意すべきなのか

塗装は見た目のほかに、雨風、紫外線から外壁を守り耐久性を維持する働きがあります。
塗料などにより耐用年数は異なりますが、正常な施工が行われた場合、機能は10年ほど維持されます。
しかし、業者の技術不足や過失により耐用年数に達する前に異常が発生することが珍しくありません。
そのため、外壁塗装の業者選びは慎重に行うべきです。
訪問販売は営業マンの巧みな話術により、その他の選択肢を考慮せずに契約してしまいがちです。
また、訪問販売を行う業者は本来塗装工事に費用をかけるべきところを営業に注力しているため、技術に懸念点があるかもしれません。
後悔しないためにも、訪問販売には注意すべきでしょう。

訪問販売の注意点：値下げ

訪問販売のよくある手段として、値下げが挙げられます。

「今ご契約いただければ特別に大幅値下げいたします」
「今なら足場代が無料です」

このように値下げの限定感を強調することは、早期の契約を迫る手法です。
しかし、本当に価格が安いとは限りません。
このような業者は当初から値下げによるお得感で顧客獲得を狙っているため、値下げ前の価格が通常より高額に設定されている可能性あります。

訪問販売の対策方法

＊値下げには応じない
「今だけおトク！」という訪問販売は値下げ前の価格が相場より高額である可能性が高いため、その場で契約しないようにしましょう。
曖昧な返事をすると、契約の可能性があるのではないかと思われて、また契約をすすめられます。
その場で一度はっきりと断ることが重要です。
もし、断りにくいようでしたらお手持ちのスマートフォンなどで相場を調べて、断ることも一つの手です。

＊クーリングオフを使う
もし、その場で断れずに契約してしまった、すでに契約してしまった場合、クーリングオフ制度を活用して解約しましょう。
契約期間から8日以内であれば、契約を解約できます。
必要な書類を用意して業者に送付することで完了します。
しかし、悪質な業者の場合、書類を受け取らない場合がありますので、業者が言い逃れできないように内容証明郵便を使用して業者に書類を送った証拠を控えておくことをおすすめいたします。

おわりに

今回は外壁塗装の訪問販売でも注意点についてご紹介しました。
外壁塗装の完成度は業者選びによると言っても過言ではありません。
他の業者と比較検討せず、訪問販売で契約し、後悔することのないようにしましょう。