2019.12.9
埼玉県戸田市現場から
今日は埼玉県戸田市の現場で作業しました。
初めに外壁の下塗りです。
使用材料はエスケー化研マイルドSDサーフエポプレミアムです。
この材料はサイディング用の弱溶剤型の下塗り材です。
水性の下塗り材もありますが、溶剤型の塗料の方が密着力が有るので
こちらを使いました。水性の塗料と比較すると匂いがきついのが難点です。
続いて外壁下塗りを乾燥させる間に
屋根の上塗りをしました
この屋根はスレート屋根です。
前回までに下塗りと中塗りまで完成してます。
下塗りの材料はエスケー化研ミラクシーラーEPOで、この塗料は強溶剤型エポキシ樹脂塗料です。
今回は初めての塗り替えなので強溶剤型の塗料を使用しました。
弱溶剤型と強溶剤型とが有りますが、より下地を強固にするためには強溶剤型の方が優れています。
しかし2回目以降の塗り替えでは溶剤が強く、前回塗装した塗膜を溶かしてしまうため使用する事が出来ません。
その場合は弱溶剤型の塗料を使用します。水性の塗料もありますが密着力は溶剤型より劣ります。
なので出来るだけ溶剤型塗料をお勧めしています。
使用材料はエスケー化研クールタイトSIです。
クールタイトSIは2成分型屋根用遮熱塗料で、グレードはシリコンになります。
色はブルーブラックという色で仕上げました。
株式会社鯉渕塗装工業では、中塗りと上塗りで色を変えて塗装いたします。
同じ色を二回塗って仕上げると、塗り残しが有ってもわかりずらいですよね。
色を変えて塗装することにより塗り残しを防ぐ事が出来ます。
しっかり塗装しないとならないので、その分手間が掛かります。
次に外壁の下塗りが乾燥したので中塗りをしました。
外壁中塗りの使用材料はエスケー化研の弾性クリーンマイルドSIです。
この塗料は弾性型の2成分型シリコン塗料です。
(弾性)とは弾力が有るということです。
弾性型塗料を塗料を使用する理由は、この外壁はサイディングというもので
板状の石膏ボードを張ったものです。なので繋ぎ目が有り、これを(目地)といいます。
繋ぎ目の目地から雨水は入らないようにシーリング材というゴム状のもので塞がれています。
ゴム状(やわらかい物)の上に塗装するので、通常の塗料では塗膜にひびが入りやすくなってしまいます。
なのでひびが入りにくくなるように、弾力のある弾性タイプの塗料を使用します。
今日の作業はここまでです。
乾燥時間も大切なので、1日2工程が限界です。
明日は外壁の上塗りをします。
何か気になることなどありましたら
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