外壁塗装における塗料の種類


外壁塗装における塗料の種類

外壁塗装は、住宅や商業ビルの美観を保つだけでなく、建物の寿命を延ばすためにも欠かせない作業です。適切な塗料を選ぶことで、外壁を保護し、劣化や傷みを防ぐことができます。しかし、塗料の種類は非常に多く、それぞれの特徴や用途を理解することが重要です。この記事では、外壁塗装に使用される主な塗料の種類とその特性について紹介します。

アクリル塗料

アクリル塗料は、塗料の中では安価に設定されています。昔は主流の塗料で、ベースプランとして住宅の塗装で活用されておりましたが、今はほとんど使われません。使われ無くなった理由は、耐久性の低さです。アクリル塗料は、紫外線や雨風に弱く、経年劣化が進行すると、美観が悪くなります。塗替え時に、せっかく決めた色が思った以上に早い段階で変退色してしまいます。特に、濃彩色や青み、赤み、黄色みが紫外線に弱いので、色味がなくなってきてしまします。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、柔軟性に優れ、ひび割れに強い特徴があります。そのため、コンクリートやモルタルの外壁に適しています。また、耐水性も高く、雨や湿気から外壁を守ります。外壁や屋根の塗料以外に防水材としても使用されています。

シリコン塗料

シリコン塗料は、耐候性、耐久性が非常に高く、特に外壁塗装において人気のある選択肢です。水はけが良く、汚れが付きにくい特性も持ち合わせているため、メンテナンスが楽です。色あせも少なく、長期間美しい状態を保つことができます。初期コストは高めですが、長期的にはコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

フッ素塗料

フッ素塗料は、最も耐久性が高い塗料の一つで、特に商業ビルや公共施設など、長期間の使用が求められる外壁に適しています。高い耐候性や耐汚染性を持っており、メンテナンスの手間を大幅に減少させることができます。価格は高めですが、その分の価値があります。

エポキシ塗料

エポキシ塗料は、耐薬品性に優れ、工場や倉庫などの特殊な環境で使用されることが多いです。湿気や化学薬品に対する耐性があり、特に工業用途で重宝されています。

水性塗料と油性塗料

塗料は大きく分けると水性塗料と油性塗料に分類されます。水性塗料は環境に優しく、乾燥が早いのが特徴です。油性塗料は耐久性が高いですが、乾燥時間が長く、取り扱いには注意が必要です。最近では、環境問題への配慮から水性塗料が主流となりつつあります。

まとめ

外壁塗装に使用される塗料には、それぞれの特性や利点があります。選択する際は、建物の場所や用途、予算に応じて最適な塗料を選ぶことが重要です。また、信頼できる業者に相談することで、より良い選択ができるでしょう。外壁塗装は、家を守る大切な投資ですので、慎重に選び、定期的なメンテナンスを行うことを忘れないようにしましょう。

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