ウレタン塗料とは?メリットデメリットを紹介します。


ウレタン塗料とは?

ウレタン塗料とは、ウレタン系樹脂を主成分とした塗料で、柔軟性があり、光沢があるのが特徴で、 建築外壁や家具などの塗装として広く用いられています。ウレタン塗料には、「そのまま塗装できる1液型」と、 「塗装前に硬化剤を混ぜる必要のある2液型」があります。2液型は耐久性が高く、鉄・木・塩ビなど、さまざまな材質に塗装できることから、 主に住宅の外壁や屋内の設備、家具などに用いられています。

ウレタン塗料のメリット

光沢の良さ

ウレタン塗料は光沢のある塗膜になるのが特徴で外壁や、屋根を高級感溢れるツヤ仕上げにします。カラーも鮮やかで 新築のようなピカピカの外壁を取り戻すことが可能です。

密着性や塗膜の強さ

ウレタン塗料は密着性や柔軟性に優れており、コンクリートやモルタルなどのひび割れしやすい外壁におすすめです。また、 下地部分にひび割れが生じても塗膜まで影響せず、水漏れを防ぐ効果が期待できます。

優れた耐薬品性

ウレタン塗料は耐薬品性に優れているため、戸建て住宅以外に、薬品を扱う工場の外壁などにも向いています。

ウレタン塗料のデメリット

耐候性がやや低め

ウレタン塗料はおおよそ8年〜10年ほどの耐用年数であり、塗料の平均的な耐用年数である10年を下回っているところがデメリットです。

シリコン塗料と比べると費用対効果が劣る

ウレタン塗料とシリコン塗料は、耐用年数に5年程度の差があるにもかかわらず、単価は多少の違いしかありません。 シリコン塗料と比較すると、ウレタン塗料は費用対効果が低く、同じく費用を掛けるのであればシリコン塗料の方がお得という考え方も出来ます。

成分に毒性が有る

ウレタン塗料にはイソシアネートという毒性のある成分が含まれています。

紫外線に弱い

ウレタン塗料に含まれるイソシアネートは紫外線に弱く、外部に使うと黄変しやすい性質があります。

光沢保持率が低い

ウレタン塗料とシリコン塗料との光沢保持率の比較をしたところ、ウレタン塗料はシリコン塗料の8割程度の光沢保持率しか発揮する事が出来ませんでした。 その為、経年により光沢の減少速度が早い塗膜となります。紫外線による負担が大きく、シリコン塗料と比較して耐候性に欠ける塗料です。    

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