外壁塗装をネイビーにしたい方へ!ポイントや注意点についてご紹介します!

ネイビーは、西洋文化において調和や協力、栄光、深い知恵などを表すカラーです。
さらに、後退色と呼ばれており、壁面が遠くに感じるような錯覚があり、空間を広く見せることができます。
では、外壁塗装にネイビーを取り入れるとどのようなメリットや注意点が挙げられるのでしょうか?
今回は外壁塗装の色をネイビーにするメリット、注意点、ポイントをご紹介します。

□外壁塗装の色をネイビーにするメリットとは?

1.爽やかな印象になること

「黒にしたいが、黒だと暗い印象になるかな」と不安な方は、ネイビーがおすすめです。
濃い色ですが、重くなく、落ち着いた印象を与えられます。

 

2.安らぎを与えられること

青色は、副交感神経を優位にするため、私たちの心身を落ち着けてリラックスさせる効果があります。
家に帰ってきた時に安らぎを感じられるためおすすめです。

 

3.紫外線に強いこと

外壁が色あせする原因は、紫外線です。
青系の色は、紫外線を反射する性質を保つため、色あせや変色が起こりにくくなります。

□外壁塗装でネイビーを選ぶ際の注意点について

ここまで、外壁塗装でネイビーを選ぶメリットについてご紹介しましたが、ネイビーを選ぶ際はどのような点に注意すると良いのでしょうか?

 

1.色あせや砂埃が目立ちやすい

ネイビーは濃い色なので、砂埃や苔などの汚れが外壁の色より目立ちやすくなります。
黒い服に埃がつくのと、白い服に埃がつくのとでは、黒い服の方が埃が目立ちやすいですよね。
それと同じで、水色の外壁に汚れがつくより、ネイビーの外壁に汚れが付く方が目立ちやすいというわけです。
これをカバーするために、汚れに強い塗料や耐用年数の長い塗料を選ぶことをおすすめします。

 

2.つやが目立ちすぎてしまうことがある

ネイビーは黒に近い色なので、光の反射が目立ちやすいです。
そのため、表面の艶が目立って、ネイビーの落ち着いた雰囲気に似合わないように見える可能性があります。
艶感を消してマットな感じに仕上げたい場合は、艶消しを選べる塗料を選ぶことをおすすめします。

 

艶には、艶あり・7分艶・5分艶・3分艶・艶なしの5段階があり、塗料によってどの仕上がりが選べるのかは異なります。
カタログの裏面の項目を見ると、艶の度合いを確認できます。
マットな仕上がりにしたい方は、3分艶か艶なしがおすすめです。

□外壁塗装でネイビーにする際のポイントとは?

ネイビーと言っても黒に近いネイビーや、青に近いネイビーなどさまざまなネイビーがあります。
カタログだけを見て色を決めてしまうと後悔する可能性があるので、後悔しないようにここでご紹介するポイントを把握しておきましょう。

 

1.全体の配色を決める

ネイビーを全体に塗装するのか、ネイビーと他の色で上下・左右で塗り分けるのかなどの配色を決めましょう。
部分的に配色する方法としては、次の2つがあります。

 

①外壁の上下、左右で色を分ける

上にネイビーを配色すると個性あふれる印象、下に配色すると落ち着いた印象を与えられます。

 

②ワンポイントだけネイビーを取り入れる

建物の形状にこだわりがある場合は、その部分にネイビーを配色することでデザインが強調されます。
部分的に入れる例として、ベランダだけネイビーにするなどの例が挙げられます。

このとき、組み合わせも重要になります。
ネイビーとホワイト、ネイビーと水色、ネイビーとグレーなどさまざまな組み合わせを考えられます。
それぞれ爽やかな印象や大人っぽい印象を与えたりできるので、自分が与えたい印象を参考に色選びすることもおすすめです。

 

2.色見本帳や塗料カタログをもとに理想の紺色を選ぶ

配色が決まったら、色見本帳を用いて自分のイメージに沿ったネイビーを探しましょう。
ただし、塗料の色味はメーカーによって異なるので、色選びにこだわる方は塗料選びから行うことをおすすめします。

 

3.カラーシミュレーションで組み合わせを確認する

カタログや色見本帳の中で良いなと感じたネイビーを塗装会社に依頼して、カラーシミュレーションを行いましょう。
ただし、このカラーシミュレーション通りに必ず完成するわけではありません。
服やヘアカラーなどは、家の照明の下で見る場合と、太陽光の下で見る場合では色味が違って見えることもありますよね。
それと同様に、カラーシミュレーションで見た色味と実際の色は少し異なる場合があるので注意してください。

 

4.大きな色見本板で実際の見え方をチェックする

先ほどご紹介したように、仕上がりを見てみると想像していた色と違うということがあります。
色見本を見る場所によっても色の見え方は変わりますし、面積効果があるため同じ色でも大きさによって与える印象が異なります。
住宅は大きいので、できるだけ大きな色見本を使うことをおすすめします。

 

また、住宅は太陽光の下にさらされているので、色見本も照明の下ではなく、太陽光の下で見るようにしましょう。
そうすることで、実際の仕上がりのときに見える色に近づきます。

□まとめ

今回は、外壁塗装をネイビーにしたい方へ、メリットやポイント、注意点についてご紹介しました。
ネイビーを選ぶと外壁は色あせしにくいですが、色あせしないわけではありません。
いずれば色あせするものですし、色が濃いので汚れも目立ちやすくなります。
また、配色によって与える印象も、落ち着いた印象や爽やかな印象など異なります。
今回ご紹介した内容を参考にして、素敵な外壁を完成させてください。

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