埼玉県坂戸市現場から

今回はシーリング(コーキング)工事をしました。

コーキング(caulking)とは、建築物の気密性や防水性のために、施工の際にできる隙間を目地材などで充填することをいいます。

その材料であるパテなどのことを「充填材」「コーキング剤(caulking compound)」「コーキング剤(caulking agent)」または単に「コーキング」と呼びます。

コーキング剤の種類や用途は数多くあり、建築用シーリング(コーキング)の規格は、JIS A 5758で規定されています。

まずは古いシーリング(コーキング)剤の撤去から

きちんと撤去するためにスピンカッターを使用します。スピンカッターを使用することでシーリング材の取り残しが少なく、キレイな小口面の仕上がりが得られます。

そのあと三面接着防止のためのボンドブレーカーテープを張ります。

三面接着とは

最近の住宅の外壁材として、多用されている窯業系サイディングの目地に対するシーリングは、二面接着が原則として施工されています。

目地には、部材の温度差による伸縮、建物の揺れ、歪みによるシーリング材に対するムーブメント ( かすかな動き ) が働いています。
このようなムーブメントが働く目地のことを、ワーキングジョイントといいます。

ワーキングジョイントに、三面接着をしますと、シーリング材が自由に動けず、「ムーブメントへの追随と緩衝」というシーリング材本来の機能を、果たせなくなります。
結果として部材からのシーリング材の剥れ、断裂やひび割れ等を引き起こしてしまいます。ボンドブレーカーは、目地底 ( 底面 ) への、シーリング材の接着防止のために、貼り付ける特殊テープです。
クラフト紙、ポリプロピレンフィルムなどの、特殊テープが使用されます。
ボンドブレーカーは、mm単位で色々な幅の物が有り目地幅にあった物を使用します。

その後シーリング(コーキング)剤の接着を良くするためのプライマーを塗布します。

 

プライマーはシーリング材と、充填する外装部材や、サッシなどとの縁切れを防ぐ、接着材の働きをします。
したがって、吸い込みの烈しい部材の場合、1回塗りではプライマーが部材に吸い込まれ、プライマーの機能が働かない場合があります。
通常、1回塗りで施工しますが、そのような場合は、2回塗りが望ましいです。

この工程を省くと、施工後すぐ、シーリング材の剥離やひび割れといった、トラブルが発生します。
シーリング材指定の、専用のものを使用します。

その後シーリング材の打設、仕上げを行い完了です。

埼玉県でシーリング工事は

埼玉県比企郡川島町中山1130-8
株式会社鯉渕塗装工業
お見積り、相談質問は無料ですので
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