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ラジカル塗料の特徴について説明します。

  • 2023.08.23
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ラジカル塗料の特徴について説明します。


ラジカルとは?

ラジカルとは、塗料に色を付ける顔料の主成分である「酸化チタン」が、紫外線の影響を受けることで発生する劣化因子です。 このラジカルが発生すると、

樹脂の結合が破壊され、塗膜の劣化が進行してしまいます。

 

ラジカル塗料とは?

ラジカル塗料とは、塗膜の劣化原因であるラジカルの発生を抑制する酸化チタンと光安定剤(HALS)が含まれている塗料のことを言います。

正式には、ラジカル制御塗料と言います。

価格と耐久性に対するコストパフォーマンスに優れているの最近人気の塗料となっています。

ラジカルとは、塗料に含まれている顔料と紫外線が当たる事で発生するエネルギーのことで、塗料の分解を促進させて塗膜の劣化原因にもなってしまいます。

主な塗膜の劣化症状としては、チョーキング現象(壁を触ると白い粉が付く劣化症状)があります。

ラジカル塗料では、ラジカルが発生した時に塗料から分解されないように、ラジカル制御酸化チタンと光安定剤が働きかけてくれます。

ちなみにラジカル塗料は、ラジカル制御酸化チタンと光安定剤が含有されている塗料を指しますので、シリコン塗料、フッ素塗料などに含ませると、

ラジカル制御型シリコン塗料、ラジカル制御型フッ素塗料になります。

 

ラジカル塗料のメリット

ラジカル塗料を使う一番のメリットはなんと言っても、塗膜の劣化を防いでくれる点にあります。

ラジカル塗料が発売される以前は、塗料のグレード(アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素)によってほとんど耐用年数が決まっていました。

そして、その耐用年数に比例して価格も高い傾向にありました。

しかし、現在発売されているラジカル制御型の耐用年数は12~15年とされていて、価格はシリコン塗料よりも少々高い程度です。

また、ラジカル塗料は下地を選ばないのでサイディングや、モルタル・コンクリート、木部やアルミなど、建物のどの部分にも使う事ができます。

親水性も高いので汚れが付着しにくいといったメリットもあります。

ラジカル塗料は、塗料性能が良くなって価格が落ち着いたコストパフォーマンスの良い塗料だと言えます。

 

ラジカル塗料のデメリット

日本の住宅用ではラジカル制御型は2012年に日本ペイントが製造・販売されたパーフェクトトップが一番実績がある塗料になります。

ラジカル塗料の耐用年数が12~15年と言われてはいますが、実際の日本の環境下での塗装の劣化具合という実績が少ないのはデメリットでしょう。

日本とは言っても東北地方と九州地方では大きく気候が違うように、その風土の特徴もありますので、そういった気候にも順応できるのかも、今のところは不明な点ではあります。

一応、各メーカーから発表されている耐用年数は、人工的に太陽光・温度・湿度・降雨などを塗料に照射させた促進耐候性試験の結果から得られた結果になります。

製品自体の数も少なく、限られた塗料を比較するしかなく消費者側のニーズに合致しないことも出てきます。

塗料は建物に合ったものを選ぶのが基本になりますので、選ぶ数が少ないというのは、適した建物が制限されてしまうことを意味します。

またラジカル塗料は高耐候酸化チタンが主成分で顔料は白色です。その為、ブラックやネイビーなど濃い色が出せないなど色の選択肢が狭くなる傾向にあります。

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